ソフテイル、その名の由来は
ハーレーダビッドソン・ソフテイルは、1984年から発売されており、100年以上の歴史を持つハーレーの中では比較的新しい部類のモデルです。
見た目にはクラシカルなオールドタイプのイメージを身に纏うモデルであり、典型的なアメリカンスタイルのモデルとして人気の高いシリーズでもあります。
しかし、エンジンには当時最新のツインカム88B、通称エボリューションエンジンを備え、従来モデル以上の耐久性と高性能を実現したモデルでした。かつてのハーレーダビッドソンは、リアにサスペンションを備えていませんでした。
リアタイヤの衝撃は、フレームのしなりを生かして吸収していたのです。しかし、オートバイの高性能化に伴い、それではフレームの強度不足が問題となるため、フレームを強化しリアにサスを備える必要があります。
ソフテイルは、昔のリジットフレームのイメージをそのままに、フレーム内部の見えない所ににサスを備えることで昔のイメージそのままに高性能を引き出しています。昔のリジットモデルのハード・テイルに対して、ソフト・テイルというのがその名の由来です。