ハーレーダビッドソンは、アメリカンタイプと呼ばれる大型クルーザーバイクの代名詞ともなっているアメリカを代表するオートバイです。

ビンテージの魅力とは

ハーレー

バイクメーカーの中で、ハーレーほどビンテージ人気が高いメーカーは他にはありません。通常では単なる中古車となるところ、ハーレーは逆に価値が出て、高値で取引されることが少なくないのです。

ハーレーが誕生して、すでに100年以上が経過していますが、その中でも特にビンテージとして人気が高いのが、1930~60年代に生産されたモデルです。

この時代は、アメリカの工業製品全体が、性能面においても、デザイン面においても、非常に洗練されており、世界をリードしていました。その世界中を席捲した高い価値は、今もなお健在で、丁寧に修理しながら、大切に乗り継がれているわけです。

ハーレーを愛する多くの人たちが惹かれるのはVツインエンジンでしょう。
ナックルヘッドやパンヘッドなど、モデルチェンジが少ない息の長いVツインエンジンの地に響くような振動やサウンドは、単に速さを求めた現代バイクにない魅力があるのです。この味わいあるエンジンが美しいデザインと相まってビンテージの価値を支えているのです。